07211 文化人類学B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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森部 一 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
授業概要 | 世界の様々な人々や文化との接触が増大する今日の日本においては、そうした人々や文化とバランスのとれたつきあいをするためにも、さらには、接触のなかで、自分の文化、つまり、自分というものを見失わないためにも異文化認識の方法をきちんと学ぶことが大切である。本講義では、文化に対する基本的な見方を幾つかの事例を用いてわかりやすく説明する。 |
学修目標 | (1)文化に対する基本的な見方を理解させる。 (2)異文化を偏見をもつことなく、公平に見ることが出来る能力を養う。 |
授業計画 | 1:文化人類学とは何か。 2:文化人類学の研究の仕方。 3:文化についての認識の仕方I 4:文化についての認識の仕方II(エスノセントリズムについて)。 5〜6:「近代化・都市化」に伴う台湾アミ族の伝統的な母系社会の動揺。 7〜8:タイの仏教徒農民の輪廻観—人間への再生を目指す人々。 9〜10:タイの華人の宗教—華人の適応戦略としての徳教。 11〜12:タイの仏教とカトリックの確執の歴史。 13〜14:タイ南部のイスラーム教徒をめぐる問題。 |
評価方法 | 定期試験による。 |
テキスト | |
その他 |