南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2
担当者
柳澤 田実
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題  宗教および芸術に対する哲学的アプローチ
授業概要  哲学あるいは視覚芸術に関心を持つ受講者に向けられた演習です。宗教的経験や芸術体験について哲学的に主題化し、探求することを演習全体のテーマとして設定しますが、この大きなテーマに近づくための方法の修得として、哲学あるいは美学・芸術学の古典的著作の読解と各人の研究指導に多くの時間を割くことになるでしょう。春学期・秋学期ともに、共同でテキストを読解するという作業と個々人で研究を進める作業の両方を行う予定です。前者においては、テキストを丁寧かつ正確に読解し、個々の問題点、主題について考察を深めるという基本的な作業を中心に進めます。芸術作品や映像作品の基本的な分析方法についても学修する予定ですが、それぞれに割く時間配分は、参加者の希望にしたがって決めたいと思います。
学修目標  専門用語や諸概念の把握、哲学的、論理的な思考方法の習得が目指される。また、テキストを正確に読み、要約する、レポートを正しい形式で書き、レジュメに基づいてプレゼンテーションができるようになるといった基礎学力の習得にも努める。
授業計画 第1回  :イントロダクションと今後の進め方の相談
第2〜8回:テキスト講読(春学期はグループでの芸術作品分析も含む)
第9〜 14回:各人の研究発表
(回数の配分は変更される可能性があります。)
評価方法 出席態度30%、プレゼンテーション40%、期末レポート30%の総合評価。
テキスト 初回に講読テキストの候補を持参し、参加者と相談して決めます。夏には展覧会の見学を兼ねたゼミ合宿を行う予定です。
その他