21375 基礎神学(教会論)
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
SUSAI Raj |
他の科目との関連 | 聖書学、神論、キリスト論の基礎的知識を前提とする。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 教会の本質と使命について |
授業概要 | 本講義では、カトリック教会の本質と使命について検討する。特に『教会憲章』にも示されている、聖書に基づく神の民、霊の被造物、キリストのからだとしての教会理解を確認し、第二ヴァティカン公会議の立場と、その後の問題提議、また、現代の我々の教会のあり方などを検討し、将来の展望を拓く。 |
学修目標 | 「教会」とは何かについて、聖書に示される共同体理解、聖書以降のキリスト教会の展開、公会議の『教会憲章』などの検討により理解を試みる。諸テーマに関連するレポートとディスカッションによって、我々自身を含む現代の教会理解のための可能性を拓く。 |
授業計画 | 1 オリエンテーション 2 新約聖書の教会(イエスと教会の始まり) 3 新約聖書の教会(教会の自己理解) 4 教会の展開(教父時代の教会) 5 教会の展開(異端思想と修道生活) 6 レポート&ディスカッション 7 『教会憲章』とその周辺(1) 8 『教会憲章』とその周辺(2) 9 『教会憲章』とその周辺(3) 10 レポート&ディスカッション 11 現代における(1) 12 現代における(2) 13 現代における(3) 14 レポート&ディスカッション |
評価方法 | 出席、議論への参加、発表、学期中、学期末レポートなどにより総合的に判断する。 |
テキスト | 南山大学監修『第2バチカン公会議公文書全集』(サンパウロ、1995年)ISBN4-8056--5604-2、¥1900 【その他】鳥巣義文『福音と教会あれこれ』(新世社、2005年)ISBN4-88382--071-8、および、同『信仰の感性を育む−平和構築のために』(新世社、2002年)ISBN4-88382--031-9は、現代の教会また展開を考える上で参考になろう。 |
その他 |