南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
青山 幹哉
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題  日本史学からのアプローチ
授業概要  歴史的事象は、それが資料(テキスト)化されて、初めて認識可能な対象となる。本演習では、記憶されるべきものとして資料化されることの意味、文献史料の史料批判、史料の読解による歴史的事象の再構成、等について考える。なお、具体的事例としては、中近世尾張地域における事例を多く取り上げることになる。
学修目標  日本史学の理論と方法について学び、具体的な課題を探求することによって、列島地域社会の文化と歴史を深く理解する。
授業計画  Iでは、尾張地域における〈記憶された「歴史」〉をテーマとした調査研究を行う。なお、学外授業も行う予定である。
  1.  オリエンテーション
  2.  史料の所在と調査方法
  3〜13.調査報告・研究発表・討論
  14.  総括

 IIでは、各自の研究テーマを探し出すことを念頭におきながら、日本史学の学術論文を読む。
  1〜2.歴史学の方法論
  3.  研究分野の紹介と対象とする論文の決定
  4〜8.論文批評と討論
  9.  小括と見直し
  10〜14.研究発表と討論
評価方法 課題発表の内容と形式が40%、討議への参加が20%、レポートが40%
テキスト 必要な場合、配布する。
その他