南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
鈴木 貴之
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題  生命倫理学の諸問題
授業概要  医療技術の進歩は、われわれの生活を豊かにしましたが、同時にさまざまな問題も生み出しています。たとえば、遺伝子診断で胎児に障害があることがわかったとしたら、中絶したほうがよいのでしょうか。また、末期ガンなどの患者に鎮痛剤が十分に効かなくなってしまったとき、われわれは、患者に安楽死を認めるべきでしょうか。この演習では、このような問題について考えていきます。
学修目標 1.テキストの講読を通じて、研究プロジェクト論文(卒業論文)の作成に必要な知識を身につける。
2.演習における議論を通じて、研究プロジェクト論文の作成に必要な論理的思考力を身につける。
3.レポート作成を通じて、研究プロジェクト論文の作成に必要な文章力を身につける。
授業計画  毎回担当者にテキストの内容を報告してもらい、それについて参加者全員で議論します。必要におうじて、関連する他の文献を読むこともあります。テキストを読み終えたあとは、発表者に自由発表をしてもらう予定です。

春学期
1 イントロダクション
2〜14 テキストの講読と内容にかんする議論

秋学期
1〜6 テキストの講読と内容にかんする議論
7〜14 参加者による自由発表
評価方法  授業への参加、報告の内容、学期末のレポート(配分はそれぞれ三分の一)。
テキスト  ピーター・シンガー『生と死の倫理—伝統的倫理の崩壊』昭和堂、1998年
その他