22236 考古学概論B
|
選必 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
1・2 |
|
渡部 森哉 |
他の科目との関連 | 「考古学概論A」を既習であることが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 考古学の応用 |
授業概要 | 考古学は人間が残した物質的痕跡を基に人間について研究する学問である。この授業では過去の無文字社会を研究対象とする際に、考古学的手法がどのように利用されるかを解説する。 主に中南米の事例を取り上げる。 |
学修目標 | 考古学的手法によって、何を明らかにでき、できないのかを理解する。また考古学的考え方の特徴を理解する。 |
授業計画 | 1.イントロダクション 2.考古学の考え方 3.中南米の世界 4.石器の意味:投槍器 5.生業体系:農耕と牧畜 6.土器製作の開始:土器は何に使う? 7.神殿の登場:集住化? 8.自然環境と社会変化:エル・ニーニョ現象か? 9.国家の登場:王とは誰か? 10.古代の技術:アンデスの黄金 11.交易と交換:モノの産地 12.年代測定の方法:インカ帝国の起源 13.墓と遺体:何を食べていた? 14.まとめ パワーポイントを使用しながら授業を行う。毎回感想・質問を書いてもらい、質問に対しては次の授業の冒頭で答える。 |
評価方法 | 出席・平常点が20%、小レポートが20%、期末レポートが60%。 小レポートは身の回りの道具を1つ選び、それについて調べてまとめてもらう。 期末レポート:「物質文化・技術」に関するテーマを設定し、まとめてもらう。字数は本文のみで4000字以上とする。書き方の詳細については初回の授業で説明する。 |
テキスト | 適宜参考文献を指示する。 |
その他 |