41325 演習I,II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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橋本 惠 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | イギリス──文学と文化 |
授業概要 | 英語学、英語教育論、英米文学、コミュニケーション論、など英語に関わる文化、あるいはアメリカの歴史、政治、外交、経済、社会などのアメリカの地域研究や国際関係論などの領域にわたる数多くの演習から一つを選択する。テキストの講読、担当者の講義、受講生による口頭発表、質疑応答、討論等を通して各学問分野の基礎的概念と方法論について理解を深めるとともにその分野についての広い知識を得る。 |
学修目標 | 文学作品を文化的背景に位置づけ、今日における意義を理解できるようにしたい。 |
授業計画 | 文学作品を文化と関連させて読む。そのために、テキストとして作品を読むと同時に、歴史的・社会的・文化的背景を学ぶ。これを演習の基本的姿勢として、二十世紀および今日の英米小説の代表的作品を読み、文学と文化について考えることがこの演習の内容であり目的である。 2007年度は、テキストとしてイギリスの伝統と現代の様相を鮮やかに描いたKazuo Ishiguroの小説を取り上げる。Kazuo Ishiguroは日本で生まれ、イギリスで教育を受け生活し、イギリスに帰化した、現在最も注目されている英国小説家の一人である。 春学期では、テキストである小説について担当のグループが報告し、それに基づいてゼミ全体の討論を行い、さらにまとめとして担当教員が講義するという形式をとる。さらに秋学期では、いかに作品を読み、分析するかという方法を学ぶために、小説について書かれた論文や研究書をグループごとに分担して調べる。 これらのプロセスを経て、四年生のResearch Paperにおける各自の研究に役立てられるように指導する。 1.導入 2.文学と文化 3.作家、作品、文化背景 4.方法論研究(1) 5.方法論研究(2) 6.作品研究(1) 7.作品研究(2) 8.方法論研究(3) 9.芸術と歴史 10.作品研究(3) 11.作品研究(4) 12.作品研究(5) 13.作品研究(6) 14.論文作成法 15.定期試験 |
評価方法 | レポート(80%)と授業への貢献度(20%)によって評価する。 |
テキスト | |
その他 |