41451 英文法論I
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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鈴木 達也 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 合理論主義的言語理論の誕生 |
授業概要 | アメリカ構造言語学の研究が盛んであった20世紀半ば、アメリカの若き言語学者チョムスキーは新しい発想のもと、生成文法理論を提唱した。生成文法理論は、合理論主義に基づく言語理論で、人間言語を科学的に研究する方法論を確立した。人間のみが言語を話すという事実を、言語は人間の生物学的特徴であると仮定し、人間の言語獲得メカニズムの解明をも視野に入れた言語学研究を推し進めている。本講義では、生成文法理論誕生からひとつの大きな転換期となった1970年代までの理論について概観する。 |
学修目標 | 1.経験主義的言語学と合理論主義的言語学の相違点について理解する。 2.生成文法理論の基本的概念を理解する。 3.生成文法理論の理論的発展について理解する。 |
授業計画 | 1.イントロダクション:生成文法の基礎I 2.イントロダクション:生成文法の基礎II 3.経験主義的言語学から合理論主義的言語学へ 4.初期(1950年代〜60年代中期):標準モデル確立へI 5.初期(1950年代〜60年代中期):標準モデル確立へII 6.初期(1950年代〜60年代中期):標準モデル確立へIII 7.発展期(1960年代後期):標準理論の拡大I 8.発展期(1960年代後期):標準理論の拡大II 9.発展期(1960年代後期):標準理論の拡大III 10.転換期:派生の制限〜変形部門の縮小I 11.転換期:派生の制限〜変形部門の縮小II 12.転換期:派生の制限〜変形部門の縮小III 13.次なる飛躍へ 14.まとめ 15.定期試験 |
評価方法 | 定期試験95%、授業への参加度5% |
テキスト | なし。ただし、毎回配付するハンドアウトに基づいて授業を進める。 |
その他 |