41646 英米の思想
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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服部 裕幸 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 20世紀の英米の哲学思想においては言語についての哲学的考察(いわゆる言語哲学)が非常に(というか、極端すぎるほどに)重視された。本講義においては、言語哲学の主要な問題とその扱い方を学ぶことによって、現代の英米思想の一端を垣間見る。 |
学修目標 | 言語哲学の諸問題のいくつかの考察を通じて、言語について哲学的に考えるとはどのようなことなのか、ということを体得することを目標とする。 |
授業計画 | 今年は次のテーマについて順次考察していく予定である。 1.言語哲学とは何か? 2.言語学と何が違うのか? 3.意味は指示か? 「独身者」と「結婚していない人」は同じ意味である。したがって、「独身者=結婚していない人」と 「独身者=独身者」は同じ意味である!何か変なとこありませんか? 4.フレーゲの提案 5.ラッセルの記述の理論 6.記述の理論批判 7.ドネランの議論 8.Q and A 9.固有名に意味はあるのか? 10.固有名と可能世界意味論 11.意味に関する検証主義 12.論理実証主義について 13.言語の体系的研究の可能性 14.Q and A 15.定期試験 |
評価方法 | 学期末に実施するテストによって評価する。 |
テキスト | 服部裕幸、『言語哲学入門』、勁草書房 2003 参考書については授業中に随時紹介する。 |
その他 |