南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
原 不二夫
他の科目との関連 春学期の「華人社会研究」
他学科履修
副題 東南アジア華人経済の実像
授業概要  移民社会形成期から今日に至るまでの東南アジア華人の経済的な役割を分析する。筋肉労働者としての渡来、小規模商人としてのあまねき存在、大企業集団の形成と発展、華人財界人と政界有力者との結びつき、「華人による経済支配」説の検証等が中心になる。
学修目標  東南アジア華人の経済状況の全体像を示すことで、「華人は誰もが大金持」「華人が経済を支配している」といった誤った見方を正し、真の東南アジア理解につなげたい。
授業計画 1 移民社会の形成
2 契約華工、猪仔、苦力
3 カピタン(甲必丹)、秘密結社、徴税請負い
4 孫文の辛亥革命と華人商人
5・6 第2次大戦前の華人商人
7 第2次大戦期の華人商人
8 戦後の独立政府と華人商人
9 大企業集団の形成と発展 I
10    〃        II
11・12 多数派先住民との関係──マレーシアの「新経済政策」
13 中小企業と農民
14・15 まとめ
評価方法 期末レポート
テキスト 講義で随時提示
その他