45741 アジア経済論I
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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内藤 能房 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 東・東南アジア経済の発展過程と現状 |
授業概要 | 1970年以降の東・東南アジア諸国の高度成長は、「東アジアの奇跡」(『東アジアの奇跡−経済成長と公共政策』、世界銀行、1993)とまで言われ、経済開発問題に関心のある世界の多くの人々によって注目され、分析の対象となった。本講義では、これらの国々の経済発展の過程を跡づけながら、好実績の解明、通貨危機の内実、経済統合の可能性という3つのテーマを選んで、東・東南アジア諸国経済の実像を具体的に考察する。 |
学修目標 | 1.東・東南アジア諸国の経済発展過程を把握する。 2.東・東南アジア諸国の経済好実績の理由を解明する。 3.アジア通貨危機の内実と本質を理解する。 4.東アジア経済統合のメリットと課題を知る。 5.東・東南アジア経済全般の学習を通じてマクロ経済学の基礎的知識を確実なものとする。 |
授業計画 | 1. 東・東南アジア経済とは(開講の辞)−考察対象地域と授業の進め方について 2〜4.アジアNIESの中進国化の実像とそれからの教訓 5〜7.中国経済躍進の軌跡 8〜10.アジア通貨危機の内実 11〜13.東アジア経済統合 14. まとめ−結びにかえて 15. 定期試験 |
評価方法 | 授業中に与えられた課題作業成果30%、定期試験結果70%により評価する。 |
テキスト | 使用しない。なお、開講時に参考文献リストを配布して、解説する。 |
その他 | 質問しながら授業を進めて、双方向のコミュニケーションに努めたいので、履修学生の積極的受講態度を期待する。 |