92125 宗教史研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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奥山 倫明 |
講義題目 | 宗教史学の成立過程 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 西洋近代の一プロジェクトとして成立した宗教史学に対して、近年、反省的な回顧が試みられている。この授業では、日本人研究者がさまざまな視角から企てたそれらの試みの諸例について概観し、宗教史学の背景にある諸問題について理解を深めたのちに、その他の重要文献の読解を試みる。 |
学修目標 | ・日本語文献(邦訳書を含む)の正確な読解を通して、議論の展開を理解する。 ・受講者間でのディスカッションを通じて、批判的な考察を企てる。 |
授業計画 | 1、宗教史学と植民地主義(1) 2、同 (2) 3、宗教史学とオリエンタリズム(1) 4、同 (2) 5、宗教史学と他者認識(1) 6、同 (2) 7、宗教史学の諸問題(1) 8、同 (2) 9、総合討論(1) 10、同 (2) |
評価方法 | 授業への参加様態(40%)と、発表・討議(30%)、期末レポート(30%)による総合評価 |
テキスト | エドワード・W・サイード『オリエンタリズム』(上・下)平凡社ライブラリー、1993年 ツヴェタン・トドロフ『われわれと他者』法政大学出版局、2001年 工藤庸子『ヨーロッパ文明批判序説』東京大学出版会、2003年 ハンス・G・キッペンベルク『宗教史の発見』岩波書店、2005年 |
その他 |