92334 カウンセリング実践研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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楠本 和彦 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 不登校やいじめなど、学校場面における生徒児童の心理的問題、うつなど成人の心理的問題は現在、増えていく傾向にあり、心理的問題に対する理解、対応方法が求められている。また、心理的に健康な児童・生徒や成人がさらなる自己成長、自己実現を志向し、それを実現することも現代的価値としての意義は大きい。カウンセリングは上記のような心理的な問題解決という心理治療的な側面と、自己成長、自己実現という予防的・開発的側面、両方に寄与できる可能性をもっている。本科目では、教育ファシリテーション能力の一部である、カウンセリングに関する実践能力の向上をねらいとする。 |
学修目標 | カウンセリングの基本知識を理解するとともに、カウンセリングの方法論や実際場面での対応可能性について、文献講読や事例検討によって理解を深める。さらにコミュニケーション実習を通して、カウンセリングのスキルや対話の中で生じているプロセスに気づく感受性の養成を行なう。 |
授業計画 | 第1回 カウンセリング概論 第2回〜第6回 カウンセリング実践に関わるテーマ研究(1) カウンセリング実践に関する事例検討 実践報告、ワークショップなどを受講生が主体となって行う 第7回 中間のまとめ 第8回〜13回 カウンセリング実践に関わるテーマ研究(2) 内容はテーマ研究(1)と同様 第14回 まとめ 第15回 レポート |
評価方法 | 出席40%、発表30%、レポート30%により評価する。 |
テキスト | 授業開始までに、氏原寛・東山紘久 著「カウンセリング初歩」(ミネルヴァ書房 1992)を通読しておくこと。 |
その他 |