07011 文学
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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原田 直枝 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
授業概要 | 「文学って何だろう?人間の生活とどう関わるんだろう?」—説明しようとすると、理屈っぽくなり、堅苦しくなって、少しも楽しめなくなる領域がこの世には多々あるが、恐らくは文学もその一つに当たる。本講義では、この問いかけを履修者各自が頭の片隅に置きながら、実際にできるだけ多くの文学作品に触れ、その中から文学に対する理解を一歩深めることに重点をおく。材料とするのは、世界の古典期の中でもとりわけ多彩な文化が開け、個性的な才能が続出した、中国の唐代の文人とその作品群である。特に、杜甫・李白を軸とし、また当時の日本人の中国文化との交流にも目を向ける。 |
学修目標 | 「文学って何だろう?人間の生活とどう関わるんだろう?」という問いについて、実際に文学作品に触れる講義を通して、履修者各自が何らかの答えを見つけ出すことをめざす。最低限、日常の中で無際限に消費されていく通信文と、「文学」との違いについて、基本的な認識を持つ。また、講義で扱う材料の特性に因み、中国古典の文献にこめられたメッセージを自力で読みとるための、初歩的な知識や方法を理解する。 |
授業計画 | 1 古典期中国の「文」の特質(1)—とても広い「文」の範囲。 2 古典期中国の「文」の特質(2)—明治以前の日本も受けたその影響。 3 李白・杜甫、唐という時代—古くて新しい。 4 都に上る。出世の夢。 5 都を下る。隠逸の暮らし。 6 辺境へ。異国情緒 7 李白 8 阿倍仲麻呂を通して見る唐の人と文化 9 空海を通して見る唐の人と文化 10 杜甫(1)—「春望」 11 杜甫(2)—「安史の乱」が生んだ大詩人 12 杜甫(3)—貧窮や社会の矛盾を鋭く捉えた作品群1 13 杜甫(4)—貧窮や社会の矛盾を鋭く捉えた作品群2 14 作家と作品、それを享受する人々について 15 試験 |
評価方法 | 定期試験の結果(70%)と平常点(30%)で判断する。平常点は、授業への出席にもとづく。出席票を兼ねた用紙を毎回配布、これに感想・質疑・意見等記入したものを回収する。 |
テキスト | 授業時に配布する。 |
その他 |