32306 線形計画法
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3〜4 |
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鈴木 敦夫 |
他の科目との関連 | OR概論I |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 数理計画法は、数学的手法を用いて企業や組織の活動をモデル化し、最も望ましい状態を実現するための方法を総称する分野である。この講義では、さまざまな数理計画モデルの作成方法について紹介したあと、線形計画法の基礎と応用について解説する。線形計画問題の代表的な解法であるシンプレックス法の概要、双対理論、感度分析、さらに応用問題としてのネットワーク計画法についても解説する。 |
学修目標 | 1. 実際問題をモデリングする方法を知っている。 2. 線形計画法を用いて、抽象化された小規模の問題を解決することができる。 3. 感度分析の意味を理解している。 4. ネットワークフロー問題の基本を理解している。 |
授業計画 | 第1週 数理計画モデル(生産計画問題) 第2週 数理計画モデル(輸送問題) 第3週 数理計画モデル(ネットワークモデル) 第4週 数理計画モデルの応用 第5週 線形計画法の基礎 第6週 シンプレックス法の概念 第7週 シンプレックス・タブロー(1) 第8週 シンプレックス・タブロー(2) 第9週 双対問題、双対性 第10週 感度分析 第11週 最短路問題とダイクストラ法 第12週 最大流問題とフロー増加法 第13週 最小費用流問題と負閉路除去法 第14週 第13週までの内容の総合的な問題の解説 第15週 定期試験 |
評価方法 | 授業中に行なうレポート20%、定期試験80%で評価する。 |
テキスト | 福島雅夫著:システム制御情報ライブラリー15「数理計画入門」朝倉書店 |
その他 | この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:C-5)。 |