南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
吉川 洋子
講義題目 [国際政策領域]
東南アジアの国家と社会のガバナンス論
開講キャンパス 瀬戸キャンパス
授業概要  研究指導Iにおいては学生が個別研究テーマを選択する上で必要な基礎知識と理論を指導する。とくに、東南アジアの国家と社会のガバナンス問題の把握と解決するための政策の立案に関する方法論の向上をめざす。また、基礎知識を深めるために必要な文献その他の資料の収集と分析を、調査方法目的とする指導を行う。
学修目標  東南アジア各国のうち数カ国に関して基礎知識を学び、次にその政治社会的ガバナンス問題を認識把握する。そのための日英文献・論文調べと資料収集入手を行う。
授業計画  研究指導Iでは まず広く現代東南アジアの国家と社会のガバナンス問題の現状に関して課題と研究方法をおさえる。政治経済課題と社会の関連性に焦点をあて、たとえば民主化移行と社会の移行や、民主化の質と経済発展の関係、民主化、権威主義体制と汚職腐敗問題などに関する理論と事例研究の学術的文献を読んで 報告し、思考と議論を深める。できるだけアジアの複数国の比較を視野におくため、アジアの事例に広くあたる。期末に小論文の提出を求める。課題別の文献リストを配布する。
評価方法 授業での討論参加、報告、小論文
テキスト
その他 秋学期の途上国統治論を履修すること。
できれば学科科目の総合政策論IIIも聴講されたい。