94206 国際行政研究
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
1・2 |
|
山田 哲也 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 名古屋キャンパス |
授業概要 | 国際社会における共通の政策目標、あるいは、国際社会全体の関心事項への対応、国際公益の実現といった「国際行政過程」における国連の果たす役割を検討する。本演習では、最近刊行された国連に関する外国語文献を主たる教材とし、その輪読と日本語の参考文献を読み進めることを通じて、具体的な国際行政過程における国連の役割・課題・問題点を議論する。 |
学修目標 | ─国連を巡る具体的な問題を理論的に検討するための基礎を提供する。 |
授業計画 | 1.イントロダクション(教材に関する説明、報告の分担、導入のための講義) 2.組織体としての国連が抱える諸問題(総会、安保理、事務局、その他) 3.国連の活動分野が抱える諸問題(安全保障、人権・民主化、開発、その他) 4.国連を巡る理論動向(グローバルガバナンス、人間の安全保障、保護する責任、社会構成主義、国際組織法学、その他) (2.〜4.について受講者の興味・関心に沿いながら具体的なテーマを決める) |
評価方法 | 「演習の際の報告」と「期末レポート(400字詰め原稿用紙15〜20枚相当)」による |
テキスト | Thomas G. Weiss and Sam Daws, The Oxford Handbook on the United Nations(Oxford University Press, 2007)の必要箇所(コピーで配布する) (各テーマに関連する日本語の参考文献も適宜指定・配布する) 教材印刷の都合上、事前に受講者数を把握したいので、第一回目の授業の前に受講希望者は担当者へ連絡のこと(連絡方法は追って指示する)。 |
その他 |