南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
2
年次
1〜4
担当者
倉持 孝司
他の科目との関連
履修対象学科
副題 日本国憲法が大切だとしているもの
授業概要  「国の最高法規」である日本国憲法の基本原理(大切だとしているもの)とされるのは、人権尊重主義、主権在民主義、平和主義の三つである。その日本国憲法が理念とすることを確認し、現実との関連で日本国憲法の意義を検証する。
学修目標  1990年代以降、戦後何度目かの憲法改正論議が展開してきているが、それは従来とは違った形のものとなっている。憲法改正に賛成するにせよ反対するにせよ、まずは日本国憲法が規定するところを十分理解することが必要である。ここでは、人権領域に焦点をあてつつ、日本国憲法について基本的な理解をすることを目標とする。
授業計画 1. 「憲法」とは、何か
2.  日本の二つの憲法
3.  人権の歴史
4.  誰の人権が保障されるのか
5 . 誰の人権が保障されるのか(続き)
6. 「法の下の平等」とはどういうことか
7. 「法の下の平等」についてどういう問題があるか
8.  政教分離は何故必要か
9.  市民にとっての「ビラの自由」
10. 「知る権利」とは何か
11. 政治に参加する権利
12. 今、平和主義はどうなっているか
13. 今、平和主義はどうなっているか(続き)
14. 国の政治の仕組み
評価方法 定期試験のみで評価する
テキスト 憲法教育研究会編『それぞれの人権(第3版)』(法律文化社、2006年)
その他