22548 社会人類学
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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石井 眞夫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 人類社会の成り立ちを考える |
授業概要 | 社会人類学は世界の諸社会を厳格な方法論的基礎によって比較研究しようとするところから始まった。そのための方法として、集中的な現地調査(フィールドワーク)による精密な資料が不可欠であり、社会人類学はフィールドワークの歴史とともにあると言える。この講義では、そうした背景の中で、社会人類学がどのような方法により、どのように社会をとらえてきたかを概説する中で、社会人類学が今日の人類社会の理解にどのような意義を持つかを考えて行く。 |
学修目標 | 社会人類学がフィールドワークを通じてどのように社会をとらえ、固有の研究課題と問題設定を立てたか、社会人類学が持つ社会観と方法論を理解し、人類社会の成り立ちを基礎から考える視点を養う。 |
授業計画 | 1.社会人類学の研究分野 2.進化論と社会人類学:社会人類学の歴史 3.フィールドワークと社会のとらえ方 4.家族と社会体系 5.社会関係の認識と親族体系 6.関係名称体系が作る世界 7.人間社会にとっての自然と文化 8.親族の基本構造?:近親相姦の禁忌 9.血縁と社会関係 10.ジェンダーの幻想 11.双分制と聖と俗の世界 12.両義的世界と逆さまの世界 13.境界を守るもの 14.儀礼と国家 15.学期末試験 |
評価方法 | 学期末試験による |
テキスト | テキストなし、参考文献は講義中に指示する。 |
その他 |