41621 アメリカの経済
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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西村 貞雄 |
他の科目との関連 | 経済研究の基礎(ミクロ経済学・マクロ経済学)の履修が望ましい |
他学科履修 | 可 |
副題 | 自由競争と政府の役割 |
授業概要 | アメリカ経済の歴史的発展を素描した後、第二次世界大戦後のアメリカの経済問題をマクロ経済問題を中心に重点的に説明する。 |
学修目標 | アメリカ経済の歴史と政策運営にあらわれたアメリカ経済をリードする考え方を理解し、それを経済学視点から評価する。 |
授業計画 | まずアメリカ経済の歴史的発展を素描して「自由競争」がどのような意味を持っているかを説明し、20世紀に入ることから「政府の経済的役割」が増大していった背景を説明する。その上で第二次大戦後のアメリカ経済に議論を移し、その二つの視点から戦後のアメリカ経済の流れをどのように理解すべきかを説明する。講義の中心は戦後アメリカのマクロ経済の動向にある。最後に1990年代後半のアメリカ経済の活況を論じ、その活況の上に現れたNew Economy論を検討する。 1〜3.(1)アメリカ経済発展の基礎 1.アメリカの経済発展と自由市場経済システム 2.市場の変質:独占と友トラスト法 4〜6.(2)経済体制の変容とマクロ経済の動き 3.繁栄の20年代 4.大恐慌 5.New Deal 7〜14.(3)現代のマクロ経済運営 6.戦後のアメリカ経済 7.Activists の時代 8.70年代の経済的混乱 9.レーガノミクス 10.90年代の好調とNew Economy 11.サブプライムローンと金融危機 |
評価方法 | 定期試験の成績による。 |
テキスト | テキストは使わず、プリントを配布する。 |
その他 |