42426 ラテンアメリカ社会論A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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牛田 千鶴 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 「教育」を通じて探るラテンアメリカの社会的特質 |
授業概要 | 「開発と教育」「マイノリティと教育」「移民と教育」といったテーマを切り口として、ラテンアメリカ地域および域外のラテンアメリカ系移民社会の状況について学びつつ、国際教育協力のあり方や、多文化共生に関わる教育の課題について考える。 |
学修目標 | ラテンアメリカの貧困をめぐる重層的背景への理解を深め、教育の果たしてきた社会的機能について考察する。 |
授業計画 | 以下に示すテーマに従い、順次講義を進める予定である。 1.ラテンアメリカ社会の歴史的概観 I 2.ラテンアメリカ社会の歴史的概観 II 3.人種と階層をめぐるラテンアメリカ社会の特質 4.ラテンアメリカに芽生えた教育思想—フレイレとイリイチを中心に— 5.ニカラグア—サンディニスタ革命と識字教育— 6.グローバリゼーションと教育開発—自由主義改革下の貧困削減戦略— 7.グアテマラ—マヤ系先住民と教育改革— 8.ラテンアメリカ社会と移民 9.在米ラテンアメリカ系移民社会—人口増加の歴史的背景— 10.“ラティーノ” のエスニック・アイデンティティと言語文化教育 11.メキシコ・中米系集住地域における教育—カリフォルニア州の事例— 12.メキシコ系集住地域における教育—ニューメキシコ州の事例— 13.キューバ系集住地域における教育—フロリダ州の事例— 14.日本の中のラテンアメリカ系移民社会と教育 15.講義全体のまとめとレポートの提出 |
評価方法 | 定期試験(70%)+レポート(20%)+平常点(10%) |
テキスト | 特に指定はしない。 |
その他 | 参考文献 (1)牛田千鶴 編著、『ラテンアメリカの教育改革』、行路社、2007年 (2)二村久則・野田隆・志柿光浩・牛田千鶴 著、『ラテンアメリカ現代史III:メキシコ・中米・カリブ海 地域』、山川出版社、2006年 (3)二村久則・山田敬信・浅香幸枝 編著、『地球時代の南北アメリカと日本』、ミネルヴァ書房、2006年 |