44309 演習I, II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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3 |
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未定 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | この演習は、哲学者ユルゲン・ハーバーマスの政治論文の講読を中心に授業を進めていく。1980年代初頭から現在に至るまで11巻刊行されているハーバーマスの政治論文集では、歴史家論争、ドイツ統一、移民問題、ヨーロッパ統合など多岐に渡るテーマが扱われており、近年のドイツが直面してきた諸問題を概観するのにも最適と思われる。日本語に訳されている論文についてはそれを用い、ないものについてはドイツ語原文で読むことにする。また、これらの文献講読とともに、4年生は随時、自分の卒論の研究テーマを発表し、それ以外にも、自分に関心あるテーマで発表したい者がいれば認めることにする。 |
学修目標 | 現代ドイツの政治的・社会的トピックを知ると同時に、哲学・政治学・社会学の方法を用いてそれを理論的に把握できるようにする。自分で選んだ研究テーマに関連する文献を検索・収集し、その学習成果を発表する仕方を習得する。また、集団での討議を通じて各々のテーマについての理解を深めるようにする。4年生は各自のテーマを卒論へまとめる。 |
授業計画 | 各人がそれぞれ興味のある論文を担当してレジュメを作成し、その内容を報告してもらう。その報告に基づいて皆で討論を行なう。 1.−2.導入・役割分担 3.−14.文献講読、および研究発表 詳細なスケジュールについては、履修者の人数や関心を見たうえで決定する。 |
評価方法 | 授業への参加状況 60% レポート 40% |
テキスト | Ju¨gen Habermas, Kleine politishe Schriften I-XI, Frankfurt a.M. 1981-2008. ユルゲン・ハーバーマス、『新たなる不透明性』、河上倫逸監訳、松籟社、1995年。 同、『遅ればせの革命』、三島憲一他訳、岩波書店、1992年。 同、『近代 未完のプロジェクト』、三島憲一編訳、岩波現代文庫、2000年。 |
その他 |