51817 経済倫理学B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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安藤 隆穂 |
他の科目との関連 | 経済倫理学Aを受講していること、また経済思想史も受講することが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 近代社会と現代社会における経済倫理について |
授業概要 | 経済倫理学Aに引き続き、思想史の視点から経済倫理上の重要主題について検討します。今回は、現代社会における経済倫理の問題を視野におさめますが、新参加者のために、経済倫理学Aで概説した内容について、重要論点を簡潔に要約し、認識を共有することからスタートします。今回も講義内容を、基本編と応用編に分けます。応用編では、現代的主題を中心に、個別具体的な事例を検討します。 |
学修目標 | 経済倫理学Aで述べたように、経済倫理の問題は、私たちの生き方に直接かかわる問題です。概説を聞き、知識をうるだけではほとんど学習の意味はありません。想像力を働かせ、人間の生き方の歩みを追体験するように、経済倫理の成立についての認識を深めていきたいと思います。近代に生み出された経済倫理の基本的思考について理解し、その原理的思考を駆使して、現代について考えていきましょう。 |
授業計画 | 1.はじめに 2.経済倫理の基本原理—近代経済思想の中で 3. 承前 4.アダム・スミスの経済倫理学 5. 承前 6.公共性と経済倫理(コンドルセを中心に) 7. 承前 8.労働疎外と経済倫理(マルクスの再検討を中心に) 9. 承前 10.消費と象徴の社会と経済倫理(ヴェブレンなど) 11. 承前 12.現代経済倫理論 13. 承前 14.まとめ |
評価方法 | 出席とミニ・テストが50%、レポートまたは試験が50% |
テキスト | 講義中、適宜、資料配布する。 |
その他 |