南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
宮元 忠敏
春藤 修二
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 解析入門(微分法)
授業概要  微分積分、主として1変数関数の微分法を講義する。初めからやっていくので初出の諸君も対応できるはずである。また高校数学で「数学III」を履修した諸君にはかなり重複した内容になるが、そうした諸君にも対応した内容を盛り込むつもりである。これまでの数学学習の経歴に関わらず、努めて出席することが望ましい。ただし後期科目でもあり、「数学I」以上に自学自習が要請される。
学修目標  基礎科目であるから、上に揚げた授業内容を理解することが本来の目標であるが、入学後半年間が経過したとはいえ自学自習の態度は言うまでもなく、教室へ友人に会っておしゃべりするために来るという学生も跡をたたない。そうした生活態度を一年時終了までに何とか改善するべく努力することを第一に、次いで微分法の基礎を修得することを目ざす。
授業計画  毎回の授業計画を明示するように要請されているので以下に並べるが、基礎科目で大枠は確立しているとはいえ、教授順序は金科玉条でなく当該年度履修生の特性によっても変化さすべきものであると考える。あくまでも大枠を見るための参考である。
 1.イントロダクション、実数について
 2.数列とその極限
 3.関数とそのグラフ
 4.関数の極限
 5.微分係数、接線
 6.導関数、高次導関数
 7.微分法の公式I
 8.微分法の公式II
 9.三角関数とその微分法
 10.指数・対数関数とその微分法
 11.平均値の定理とその応用
 12.テイラーの定理
 13.2変数関数と偏微分
 14.極値問題
 15.定期試験
評価方法 筆記試験の結果による。
テキスト 使用する。開講時に指示する。
その他 「数学I」とは異なり授業時間中の問題練習はありません。「自学自習」を心がけて下さい。