71247 会計原理I2,II2
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1 |
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斎藤 孝一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 会計は、企業の経営活動に関する情報を組織的に収集・整理し、企業を取り巻く利害関係者に伝達する活動である。会計情報の主要な伝達手段は貸借対照表や損益計算書など財務諸表と呼ばれる計算書類であるが、財務諸表は複式簿記が産み出す最終成果でもある。 会計情報の利用者には、企業のトップ・マネジメントや、株主・銀行等の資金提供者、国や地方の徴税機関・監督機関など企業外部の利害関係者のほか、企業の中間管理者や、経営企画や資金管理など企業の重要業務に参画する一般社員も含まれる。本授業では、複式簿記の仕組みや手続きを中心に、ビジネス社会への参加に欠かせない会計の基礎知識や会計の基本原理について講義する。 |
学修目標 | (1)簿記・会計の基礎概念、(2)複式簿記の仕組みと手続き、(3)財務諸表の内容・様式など、ビジネス・パーソンに不可欠な素養でもあり、かつ経営学学習の基礎となる簿記・会計の基礎知識を修得する。 |
授業計画 | 会計原理I2 1.企業の経営活動と簿記・会計の意義 2.財務諸表の種類と内容・様式 3.会計公準−簿記・会計の基礎的前提 4.簿記・会計の基本等式と貸借対照表等式 5.資産・負債・資本 6.企業の期間損益計算と財産法・損益法 7.収益と費用 8.取引の分析(=仕訳)と取引要素の結合関係(=仕訳原則) 9.仕訳帳と(総勘定)元帳 10.試算表 11.決算手続き(1) 12.決算手続き(2) 13.損益計算書・貸借対照表 14.複式簿記の構造と6桁精算表 15.定期試験 会計原理II2 1.現金・預金の記帳、現金過不足 2.小切手の振り出し・小口現金制度 3.商品売買の勘定処理 4.商品売買損益の計算と3分法 5.商品売買に関する補助簿 6.掛け取引の記帳 7.貸し倒れの発生・貸し倒れの見積もり 8.差額補充法・洗替法 9.固定資産の取得と減価償却 10.減価償却の記帳法と貸借対照表表示 11.営業費の記帳 12.有価証券の評価 13.費用・収益の見越し・繰り延べ 14.8桁精算表の作成 15.定期試験 |
評価方法 | 小テスト(10%)、出席(10%)、期末試験(80%)により評価する。 なお、原則として欠席が授業予定総時数の3分の1を超えた場合は不合格とする。 |
テキスト | 適宜指示する。 |
その他 |