南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
9橋 弘一
他の科目との関連  会計原理I・IIおよび財務会計論A・Bを履修済み、または履修中であることが望ましい。
他学科履修
副題
授業概要  わが国の財務報告制度および企業が外部に公表する主要財務諸表の内容を概説した後、企業の経営分析に用いられる基本的な経営指標や分析比率の意義を解説しながら、それらの実践的な応用能力の涵養を図る。
学修目標  基本的な経営指標や分析比率の意義を理解し、それらの実践的応用能力を習得する。
授業計画 1.企業の経営分析と財務諸表分析、わが国の財務報告制度
2.貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書
3.会社の安全性を見る(1):流動比率、当座比率
4.会社の安全性を見る(2):固定比率、固定長期適合率、自己資本比率
5.会社の効率性を見る(1):使用総資本回転率、固定資産回転率
6.会社の効率性を見る(2):棚卸資産回転日数、売上債権回転日数
7.会社の収益性を見る(1):売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高当期純
  利益率
8.会社の収益性を見る(2):売上高販売費一般管理費比率、使用総資本経常利益率、自己資本当期純
  利益率
9.会社の収益性を見る(3):損益分岐点、限界利益率
10.会社の成長性を見る(1):売上高伸び率、経常利益伸び率
11.会社の成長性を見る(2):当期純利益伸び率、配当性向
12.会社を総合的に見る:1株当たり純資産、株価純資産倍率(PBR)、1株当たり純利益、株価収益率
  (PER)
13.経営分析実習(1)
14.経営分析実習(2)
15.定期試験
     (一部変更の可能性がある)
評価方法 出席状況20%、定期試験80%を基準に評価する。
テキスト 主教材:佐藤裕一『経営分析の基本(日経文庫)』日本経済新聞社.
副教材:日本経済新聞社編『財務諸表の見方〈第10版〉(日経文庫)』日本経済新聞社.
その他 随時、出欠調査を行う。