93123 ブラジル社会・経済研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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富野 幹雄 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | ブラジル社会を理解するには、その歴史的な軌跡を知る必要がという認識の下に、初めにブラジル経済の歴史を講義し、次いで同国の複雑な人種関係の解明を社会的・文化的な理解の核心を成していると考え、可能な限り原資料に基づいて包括的な考察を試みる。 |
学修目標 | 本講義は、第一に、歴史的に現代のブラジルの人種関係が、経済の歴史とどのような係わり合いを持って構築されてきたという視点を採り上げ、第二に、社会的不公正の存在という観点から、人種という要因を中心に据えて、その実態の把握に努める。 |
授業計画 | ブラジルの植民地時代から現代のような人種関係がいかなる過程を経て形成されてきたという歴史の理解を出発点として考察し、それと同時に理解を深めるために、関連する文献の紹介・解説をする予定である。以下のような順序で、講義を行うものとする。 [ブラジルの植民地時代] 1 ポルトガルの植民地時代 2 砂糖生産の発展 3 奴隷制度の成立 4 金鉱時代と萌芽的な独立運動 5 ポルトガル王室の亡命 [帝政時代] 6 第一次帝政時代 7 摂政時代 8 第二次帝政時代 [共和制時代] 9 第一共和制時代 10 第二共和制時代 11 新共和制時代 [現代ブラジルの人種問題] 12 人種民主主義の神話の登場 13 比較奴隷制論 14 「サンパウロ学派」と「バイア学派」 15 人種と社会・経済的不平等—人種的平等を求めて |
評価方法 | レポートの提出70%と課題報告30%によって評価する。 |
テキスト | 『ブラジル研究入門』(晃洋書房)。 |
その他 |