00543 法と人間の尊厳B
|
選必 |
|
春学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
豊島 明子 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 人権保障の理念と現実 |
授業概要 | 日本国憲法13条に書かれているように、私たちは、個人として尊重されるべき存在である。また、憲法では、大別して、自由権と社会権という人権を保障するとされ、「すべて国民は、法の下に平等である」とも定められている。 ところが現実の日本社会を見ると、これらの憲法上の価値が、必ずしも、何人に対しても等しく実現されているとは言いがたい。また、にわかに憲法に反するのかどうか、判断に迷うようなケースもある。この授業では、こうした現実を、代表的な裁判例を通じて、論じて行く。そうすることによって、現代日本の人権保障の課題を明らかにする。 |
学修目標 | 1.憲法上の基本的人権の意味・内容を理解する。 2.憲法の理念と現実について、裁判例を通して、理解する。 3.基本的人権に関する代表的な裁判例を理解する。 4.現代日本における人権問題について、主体的に考える力を修得する。 |
授業計画 | 1.人権とは何か 2.個人の尊重 3.法の下の平等 4.思想・良心の自由 5.外国人の人権 6.信教の自由 7.表現の自由(1) 8.表現の自由(2) 9.経済活動の自由 10.人身の自由 11.生存権 12.教育を受ける権利 13.勤労の権利・労働基本権 14.新しい人権—環境権など 15.定期試験 |
評価方法 | 定期試験による。 |
テキスト | テキストは使用しない。 講義の際は、レジュメや資料を配布し、これに沿って進める。 |
その他 | この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-2)。 |