06111 異文化との出会い (文学にみる異文化受容)
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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淺香 幸枝 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 多様な世界を生きる |
授業概要 | 子どもの本は、驚くほど私たちの将来を規定している。そうであるならば、子どもの本を通じて、国際理解、異文化理解を進めることは可能ではないだろうか。そのような考えから、国際児童図書評議会は1953年にスイスのチューリッヒに設立され、現在70ヵ国が加盟している。戦争を再び起こさないために、子どもたちの寛容な心を育てようとしていくあり方を一緒に考える。また、日本でよく読まれている絵本を分析することによって、日本文化の特徴が明らかになる。 |
学修目標 | この授業で達成すべき目標は以下の事項である。 (1)子どもの本を通じて異文化理解を進める活動を知る。 (2)子どもの本に描かれた多様な世界を分析し新たな創造の方法を学ぶ。 (3)学んだ事項を応用して、(1)と(2)を使って図書館などを利用して、幼い頃出会った絵本を分析して、社会人としてこれからどのように生きるか考察する。 |
授業計画 | 第1回 授業の説明と展望 第2回 語り継ぐ民話と絵本 第3回 子ども心の大切さ 国際児童図書評議会(IBBY)の活動 第4回 私が生まれた時 第5回 生きる喜び 第6回 食べること 第7回 挨拶と言葉の大切さ 第8回 科学的なものの見方の楽しみ 第9回 妖怪と子ども 第10回 戦争と子ども 第11回 家族と子ども 第12回 仕事と子ども 第13回 死を乗り越えて 第14回 私の大好きな絵本を分析する(定期試験 課題問題) 第15回 期末試験 |
評価方法 | 定期試験(100%) |
テキスト | 浅香『異文化との出会い 多様な世界を生きる』近刊 |
その他 | テキストを含め関連の本をじっくりたくさん読み、考えることを奨励します。定期試験は、テキスト及び参考図書を何冊でも何十冊でも持ち込み可です。ただし、コピーは持ち込み不可。手書きノート及びメモは持ち込み可です。 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-3)。 |