11025 総合政策プロジェクト研究I・II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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山田 望 |
他の科目との関連 | 宗教論、キリスト教概論、国家と宗教 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 文明と宗教 −キリスト教文明の光と陰に関する歴史的・実証的研究− |
授業概要 | 本プロジェクト研究では、地中海世界の宗教の中でも、とりわけ古代キリスト教の成立と中世におけるその発展がもたらした功罪両面の諸問題について、歴史的・実証的に研究することを目的とする。研究の際、特に重要な前提として、あくまでも歴史学の方法論を駆使して研究を行うことが必要とされ、したがって、この研究に取り組む者は、いかなる宗教的偏見や護教的見解からも自由であることが求められる。 |
学修目標 | プロジェクト研究Iでは、その前半において、文明論の基本理解を促すために史料等を共に読み解きながら、 自分の研究テーマを選ぶための手がかりを見つけ出すことが目標となる。後半は、毎回一人づつ発表を行うことでさらにテーマの領域を狭めていく。4年次になると、毎回、発表とディスカッションを行いながら研究テーマを決定し、夏までには論文執筆に入ることが前半の目標である。その過程で執筆に必要なスキルや方法論を修得することも重要な目標となる。後半は論文の完成を目指す。 |
授業計画 | ゼミ生は、歴史、思想史、文化史のいずれかの分野を選び、それぞれの分野で必要とされる文献を読破した上で、発表を行う作業が課せられる。毎回の授業は、原則として、選択した文献の内容について、学生が持ち回りで発表しながら、互いにディスカッションする形式で進められる。単なる報告ではなく、解決されないままになっている問題点や疑問点を浮き彫りにしながら、それを解決する具体的方策を指摘するといった積極的探求の姿勢が求められる。 |
評価方法 | 出席状況とゼミへの貢献度(30%)、レポート(70%) |
テキスト | 史料(資料)を毎回配布する。 |
その他 |