南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
SAGAYARAJ Antonysamy
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要 人類が継承してきた文化には、人々の宗教心が深く関わっている。そのために、現代世界の社会や文化を理解するには宗教に関する理解が不可欠である。また、キリスト教が持つ価値を正しく評価するためには宗教そのものの理解が必要である。本講義では、宗教理解への入門として特定の宗教を取り上げるとともに、宗教現象の分析を通じて、宗教がもつ文化的・社会的意味、宗教と人間観・世界観の関係について考察する。この講義を通じて宗教に対する理解を深めるための基礎的な枠組みを修得することを目指す。
学修目標 本講義を通して様々な宗教を学び、宗教を信じている人々の考えを知ることによって幅広い見識を深めることに努める。宗教を一歩引いたところから見ることによって、宗教の基本的な知識を習得することを目的とする。
授業計画 1.イントロダクション。宗教の種類と分類
2.「宗教」という言葉とは何か
3.病みと宗教
3.「聖」と「俗」
4.インドとインド人について
5.インドの宗教−民間信仰
6.ヒンドゥー教a
7.ヒンドゥー教b
8.シーク教
9.ジャイナ教
10.イスラム教
11.仏教a
12.仏教b
13.ファンダメンタリズム
14.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 上の授業計画を参照し、下記の参考書の該当部分を予習しておくこと。
評価方法 出席などの平常点(20%)、期末レポート(80%)
テキスト 武藤友治『インドの宗教の坩る堝つぼ』(勉誠出版株式会社、2005年)
ブランドン・トポロフ、ルーク・バックル神父「世界一分かりやすい世界の宗教」
(総合法令出版株式会社、2003年)
シルベーク・シャタック「ヒンドゥー教」(春秋社、2005年)
その他