00556 性と生命における人間の尊厳6,7
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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鈴木 貴之 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 生命倫理学の諸問題 |
授業概要 | 現代における医学や生命科学の発展は、われわれに豊かな生活をもたらしましたが、同時にさまざまな問題を生み出しました。最新の医療技術を利用して子供を作ることや遺伝病を治療することは許されるのか、脳死状態の人から臓器移植を行うことは許されるのか、といった問題です。この授業では、現代の医学や生命科学にかんする倫理的問題を題材として、われわれは科学技術とどのように関わっていけばよいのかということを考えていきます。 |
学修目標 | 1.倫理学の基本的な方法論や考え方を理解する。 2.現代の生命科学や医療にはどのような倫理的問題や論点があるのかを理解する。 3.科学技術の本質や科学技術と人間社会の関係について理解を深める。 |
授業計画 | 1 イントロダクション 2 倫理学の基本的な考え方 3 人工妊娠中絶 4 生殖医療 5 クローン技術 6 遺伝子テクノロジー 7 安楽死 8 生命の質 9 脳死臓器移植 10 医療資源の配分 11 インフォームド・コンセント 12 医学における実験 13 動物の地位 14 まとめ 15 定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.授業の前後に下記のいずれかの本などの該当箇所を読んで、授業内容の理解を深めること。 今井道夫『生命倫理学入門』産業図書、2005年 赤林朗編『入門・医療倫理I』勁草書房、2005年 |
評価方法 | 学期中に提出する小レポートの内容(50%)、学期末の成績(50%) |
テキスト | 特定のテキストは使用しませんが、授業の中で参考文献を紹介します。 |
その他 | 小レポートの提出方法などについてはHP(http://www.nanzan-u.ae.jp/~takayuki)で確認して下さい。 |