07111 文学A
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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細谷 博 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 小説を読む、ことばを読む ——比較文学のおもしろさ—— |
授業概要 | 小説や詩や戯曲を鑑賞するよろこび、そして考えるよろこびを充分に味わいつつ、テクストのより確実な理解と多様な解釈の可能性を知ることで、読むことの面白さと奥行きとを体験する。よりゆたかな〈読み〉を追求することで、さらに近代・現代の人間と社会を表現の対象として考えてゆく。 太宰治生誕100年の今年、新潮文庫の売り上げ1位、2位の記録をもつ『人間失格』と『こころ』、さらに英国文学のベストセラー、サマーセット・モーム『月と六ペンス』を比較しつつ読解する。 |
学修目標 | ことばによって表現された人間像と世界のあり方を理解し、さらに、すぐれた解釈にふれてみずからの読み方をも対象化し、相対化することによって、より柔軟に広がり深まる読解力と思考力を養うことを目標とする。 |
授業計画 | 1. 導入、文学作品の読み方 2. 『こころ』の読解、分析、批評 3. 『こころ』の読解、分析、批評 4. 『こころ』『月と六ペンス』の読解、分析、批評 5. 『こころ』『月と六ペンス』の読解、分析、批評 6. 『こころ』の読解、分析、批評 7. 『こころ』の読解、分析、批評 8. 『人間失格』の読解、分析、批評 9. 『人間失格』の読解、分析、批評 11. 『人間失格』の読解、分析、批評 12. 『人間失格』の読解、分析、批評 13. 『人間失格』『こころ』の読解、分析、批評 14. まとめ なるべくわかりやすく、具体的に作品本文を読み解いていく。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.次回にやる部分を読んでおくこと。 2.作品の全体をつかむために読み進めていくこと。 |
評価方法 | 定期試験により評価する。欠席過多を適用する。 |
テキスト | 夏目漱石『こころ』新潮文庫 太宰治『人間失格』岩波文庫 サマーセット・モーム『月と六ペンス』中野好夫訳、新潮文庫 その他 |
その他 |