21107 キリスト教学演習I1, II1
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必 |
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春学期 秋学期 |
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井上 淳 |
他の科目との関連 | ラテン語原典を解読するために必要な技能を有していること。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | Quid est homo, quod memor es eius? (人とは何者か、なぜ人に心を留めるのか)〔詩編8. 5〕 |
授業概要 | トマス・アクィナスの人間論の視点から、現代世界とそこに生きる私たち人間についての研究を行う。研究の目的は、この現代、私たちはいかに生きるべきか、何を大切にするべきか、また、様々な問題に対してどのように向き合うべきかを根本的に考察し、より確かな自分なりの立脚点を見出すことにある。 |
学修目標 | トマス・アクィナスの研究を通して、キリスト教世界観、人間観、倫理観、価値観等の理解を深める。 |
授業計画 | <演習I(春)> 各自自分のテーマを自由に選んで研究し、研究発表をしてもらいます。研究テーマはできるだけ卒業論文に発展させて行けるものを選んでください。 1. はじめに 2〜5. 研究指導 6〜14. 研究指導及び研究発表 <演習II(秋)> 演習IIでも同様に、研究と研究発表をしてもらいます。テーマは演習Iで選んだテーマをそのまま続けてもよいですし、少し異なる方面に発展させてもよいですし、全く変更してもよいです。卒業論文へと発展させて行く具体的なプランを立てて研究を進めます。 1. はじめに 2〜5.研究指導 6〜14.研究指導及び研究発表 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 自分の研究テーマについて資料を収集し、よく読んで整理しておくこと。 |
評価方法 | 出席と研究に取り組む姿勢(約60%)、研究発表とレポート(約40%)をもとに評価します。 |
テキスト | プリントを配布します。 【参考書】(購入の必要はありません。図書館に入っています): (1) Sancti Thomae de Aquino Opera Omnia. Leonine Edition. Rome: Leonine Commission, 1882-. (2) サン・スルピス会諸師 著『ラテン文法』(サンパウロ、1984年). (3) 中山恒夫『古典ラテン語文典』(白水社、2007年). (4) B. L. Gildersleeve & G. Lodge. Gildersleeve’s Latin Grammar. Wauconda, IL: Bolchazy-Carducci Publishers, Inc.,1895. (5) Sir William Smith and Sir John Lockwood. Chambers Murray Latin-English Dictionary. London: John Murray, 1933. (6) R. J. Deferrari. A Lexicon of St. Thomas Aquinas. Washington, DC: The Catholic University of America Press, 1948. (7) C. T. Lewis & C. Short. Latin Dictionary. Oxford: Oxford University Press, 1879. (8) P. G. W. Glare. Oxford Latin Dictionary. Oxford: Oxford University Press, 1996. |
その他 |