24431 日本美術史
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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四辻 秀紀 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 絵巻の世界をたどる |
授業概要 | 「絵巻」は、紙を横長に継いだ巻物に、詞書(説明の文章)とその内容を描いた絵が配され、右から左へと繰り広げながら鑑賞する形式の絵画作品である。中国の画巻の影響を受け、日本独自の発展を遂げ、平安時代以降数多くの作品が生み出されてきた。その内容も、作り物語・説話・軍記物・高僧伝・社寺縁起・御伽草子など、多種多彩である。本講座では、日本の絵画史上でも重要なジャンルを形成してきた「絵巻」の代表作品を取り上げ、その制作・享受の背景や問題点について言及したい。 |
学修目標 | 絵巻の代表的作品を取り上げ、物語や説話が如何に絵画化され、享受されてきたかを、その時代背景をたどりつつ、文学と絵画の相関的関係を理解する。 |
授業計画 | 1.総論 2.大和絵の成立と絵巻 3.4 源氏物語絵巻 5.紫式部日記絵巻と枕草子絵巻 6.伊勢物語絵巻と隆房 艶絵詞 7.信貴山縁起絵巻 8.伴大納言絵巻 9.法然上人絵伝と一遍聖絵 春日験記絵巻 10.地獄草紙と餓鬼草紙 11.平治物語絵巻と大江山絵巻・土蜘蛛草子絵巻 12.掃墨物語絵巻と住吉物語絵巻 13.鼠草子絵巻と喪神絵巻 14.岩佐又兵衛の絵巻群 ※スライド使用 |
授業時間外の学習(準備学習など) | ・初回以降、次の授業で用いる資料(各絵巻に取り上げられた物語のストーリーおよび文献)を配布するので、予習しておく。 ・なるべく美術館博物館に足を運び、本物の作品に触れ、見る機会をつくる。 |
評価方法 | レポートおよび出席状況により総合的におこなう。 レポートが50%、出席が50% |
テキスト | 必要に応じて資料を配布する。 |
その他 | 市内美術館にて見学会(学外授業)をおこなう。 |