43101 フランスの文化と社会III
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春学期 |
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練尾 毅 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 言語から見るフランス文化史 |
授業概要 | 「フランスの文化と社会III」においては、フランスとフランス語の歴史を文化史的観点から概観する。 |
学修目標 | 1.フランスの歴史、文化、社会に関する基礎知識を深める。 2.フランス文化の担い手である「フランス語」の歴史について基礎知識を学ぶ。 |
授業計画 | 1.ガリア(ゴール)人とガリア(ゴール)語 2.ガリア戦争(紀元前52-)とローマの支配 3.古典ラテン語、俗ラテン語、ロマンス語 4.フランク王国(メロヴィング朝、カロリング朝)とゲルマン語の影響 5.「ストラスブールの誓約」(842)とフランス語の誕生 6.カペー朝(987-)、Hastings の戦い(1066)、古フランス語(9世紀—13世紀) 7.百年戦争(1337-1453)、中フランス語(14世紀—15世紀) 8.16世紀(ルネサンス)のフランス語と「ヴィレル・コトレの勅令」(1539) 9.古典フランス語の形成(17世紀) 10.啓蒙期(18世紀)のフランス語、フランス革命(1789)とフランス語 11.第一帝政(1804-1814)、二月革命と第二共和制、第二帝政(1852-1870) 12.普仏戦争、第三共和制(1870-1940)、フェリー法(1881-1882) 13.第一次世界大戦(1914-1918)、第二次世界大戦(1939-1945) 14.第四共和制(1946-1958)、第五共和制(1958-) 15.定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業計画を参照して、テキスト(配布予定)の該当部分を予習しておくこと。 |
評価方法 | 平常点(20%)と定期試験(80%)により評価する。 |
テキスト | プリント配布予定 |
その他 | 参考図書:(1)J.-B. NADEAU, J. BARLOW, The Story of French, New York : St. Martin's Griffin, 2006. 中尾ゆかり訳、『フランス語の話』、大修館書店、2008年、2,520円。(2)森本英夫、『フランス語の社会学−フランス語史への誘い−』、駿河台出版社、1991年[初版1988年]、2,060円。(3)田中克彦、『ことばと国家』、岩波新書、1981年。 |