51821 経済体制論A
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選 |
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夏期前半 |
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2 |
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2〜4 |
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福田 敏浩 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | ミドルウェイの経済体制論 |
授業概要 | この講義ではミドルウェイの経済体制論を取り上げる。ミドルウェイの経済体制論とは、既存の資本主義体制と既存の社会主義体制の中間を行く第三のベターな経済体制を主張するものである。この講義ではこれまでに提唱されてきたミドルウェイの経済体制論のうちドイツ新自由主義とイギリス社会民主主義の二つの系譜について両者の特徴や現代的意義を述べてみたい。 今、地球上ではサブプライム問題に象徴されるように金融資本主義が猛威を振るい、行き過ぎたマネー取引や証券取引によって私たちの生活は言いようのない不安に襲われている。本来人間のサーバントであるはずのマネーが今やモンスターとなって人間を自在に操りつつある。この状態を放置すると人類に未来はないだろう。マネー支配にブレーキをかけ、豊かで安定した生活を実現するには「人間の顔をしたミドルウェイ」を構築するほかにないと私は考えている。そのような問題意識をもってこの講義に臨みたい。 |
学修目標 | 1.本講義の学習を通して経済体制論的思考の魅力を理解する。 2.経済について歴史的にダイナミックに、かつグローバルに理解する能力を養う。 |
授業計画 | 1〜3.金融グローバリゼーションの猛威 4〜5.ミドルウェイの経済体制論の系譜 6〜9.ドイツ新自由主義の経済体制論 10〜12.イギリス社会民主主義の経済体制論 13〜14.人間の顔をしたミドルウェイを求めて 15.定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 講義の内容を復習して授業に臨むこと |
評価方法 | 定期試験80%、出席20%により評価する。 |
テキスト | 講義レジュメを配布する。 参考書:福田敏浩『体制移行の経済学』晃洋書房。その他の参考文献は講義の中で指示する。 |
その他 |