71266 ファイナンスB
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選必 |
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秋学期 |
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田畑 吉雄 |
他の科目との関連 | ファイナンスA |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | ファイナンスAの知識を前提に、デリバティブの理論と企業財務に重点をおいた講義を行う。 ファイナンスの基本的な考え方についてはファイナンスAの概要を参考のこと |
学修目標 | 金融・資本市場で形成された資産価格に基づき、証券の発行者側から見たさまざまな問題を考える。とくに、資本を獲得するための費用に目を向け、資本コストを中心に企業財務を取り上げる。さらに、リスクをヘッジする手段として多用される金融派生証券(デリバティブ)に関する諸問題を取り上げ、Black-Sholesのオプション評価公式の誘導を行う。 |
授業計画 | 1.CAPMの復習 2.資本構成、MM理論 3.資本コスト 4.配当政策 5.簡単な確率過程(1) 6.簡単な確率過程(2) 7.マルチンゲールと無裁定理論 8.中間試験 9.各種のデリバティブとその特徴 10.先物と先渡し価格の誘導 11.オプションの話 12.ヨーロッパ型コールオプションの価格評価式 13.オプションを用いたリスクヘッジ 14.各種の証券化商品とその性質 |
授業時間外の学習(準備学習など) | テレビ,新聞などの経済関連のニュースに注意を払うこと |
評価方法 | 中間試験と期末試験の成績のウエイト付き和による |
テキスト | 田畑吉雄著:フリーランチと金融工学(牧野書店2009)を主とするが、必要に応じてプリントを配布する。 |
その他 | 数式を多用するので、数式アレルギーのあるものは履修しても無駄である。 |