南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
豊島 明子
他の科目との関連 憲法、行政法、人権政策論、行政学、官僚機構論、財政学
他学科履修 不可
副題 社会保障行政法論 ─社会福祉と生活保護の法・行政・政策のありかた─
授業概要  近年の、福祉の市場化・契約化・営利化とも言うべき制度改革の動きや、格差拡大が深刻化する状況を踏まえ、福祉と生活保護の両分野において、国家の果たすべき責任は何かを考える。具体的には、1990年代以降の社会保障の政策動向、各社会福祉の法制度、生活保護法、そして、これらに関する裁判例を検討することを通じて、この課題に迫っていく。
学修目標 憲法25条の生存権実現のための行政の役割と、立法のあり方を考える。
授業計画 1.オリエンテーション
2.生存権の解釈
3.1990年代以降の福祉改革の動向
4.介護保険法と老人福祉法
5.障害者自立支援法
6.児童福祉法
7.現在進行中の福祉改革政策
8.生活保護法
9.〜11.生活保護行政の現状
12.生活保護法改革の動向
13.卒論の執筆方法について
14.生活保護法の現状
15.1年間の研究のまとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 毎回のゼミの検討対象とする判決は、事前に読んでおくこと。
評価方法 出席(30%)、発言(30%)、報告(40%)で評価する。
テキスト 事前に読んでおくべき文献や資料等は、その都度、指示する。
その他