11138 総合政策プロジェクト研究III・IV
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必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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4 |
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寳多 康弘 |
他の科目との関連 | 経済学、ミクロ経済学、マクロ経済学、国際貿易論、国際金融論 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 近年の世界的な国際貿易・直接投資の拡大に伴って、国際的な経済関係はますます深まっている。国際経済の発展は、対外的な政策決定だけでなく国内の政策決定にも影響を与え、また国際的な労働移動を通じて文化の交流などももたらすので、国際経済の動向を理解することは重要である。日本と東南アジア諸国の貿易・直接投資の動向から、日本のアジアにおける経済的な役割を理解することができる。 |
学修目標 | 日本の直面する諸問題を考察する上で、経済学的な視点は不可欠である。経済学の分析手法は、問題の本質を理解して解決策を提示することにおいて有効である。現実の問題に興味を持ち、経済学的な思考を身に付けることで、鋭い洞察力を養うことを目的とする。研究成果を卒業論文としてまとめる。 |
授業計画 | [プロジェクト研究III] 卒業論文の作成作業の前半で、研究計画書の作成が中心となる。 1〜2.研究テーマの決定(以下は主なテーマの例) (1)貿易と環境:近年の貿易の拡大と環境問題との関連 (2)貿易と開発援助:援助による開発と同時に貿易の拡大による経済発展 (3)多国籍企業と直接投資:多国籍企業の立地や行動などの分析 (4)観光と環境:観光開発と外国人観光客の増加による環境破壊 (5)自由貿易協定(FTA)と世界貿易機関(WTO):FTAとWTO協定の意義 (6)国際労働移動の経済効果:熟練・未熟練労働者の移動の経済分析 3〜6.研究計画書の作成・報告 7〜10.分析手法の決定、資料の収集・整理 11〜14.研究計画の修正・再検討 15. 定期試験(期末レポート) [プロジェクト研究IV] 卒業論文の進捗状況を随時、報告して、完成度の高い卒業論文を作成する。 1〜3.資料の収集・整理 4〜8.途中経過の報告:基本的結果の発表 9〜12.卒業論文の執筆及び進捗状況の報告 13〜14.研究成果のプレゼンテーション 15. 定期試験(卒業論文) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業中に配布する参考文献リストの中の指示された文献を授業の前準備として読んでおくこと。 |
評価方法 | 報告50%、期末レポートあるいは卒業論文50%により評価する(卒業論文の提出は必須)。 |
テキスト | |
その他 |