科目コード |
科 目 名 |
指定 |
期 間 |
単位 |
年次 |
担 当 者 |
32008 |
研究プロジェクトV |
必修 |
秋学期 |
1 |
2 |
関口 知子 |
【副 題】
Diversity & Inclusion V
【授業概要】
これまでの体験的学びから得た問題意識を発展させる形で「自分の問い」を設定し、卒業企画報告書/卒業論文に集大成する。同時に、多様な人種からなる米国の高校生“The Freedom Writers”や日本で学んでいる留学生など、多様な文化・社会背景を持つ同世代の声に学び、自分自身のあり方を振り返り、これからの生き方を展望していく。
【学修目標】
1.身近にある多様性や自分の中にある多様性の価値に気づき、自身のアイデンティティや生き方を省察する。
2.企画報告書/卒業論文の執筆及び口頭発表の仕方を習得する。
3.「Diversity×Inclusion=Universal Design」の視点から、自分なりの問題提起と回答が示された卒業企画報告書または卒業論文を完成させる。
【授業計画】
1.オリエンテーション&多文化子ども志縁プロジェクト成果報告
卒業論文/卒業企画報告書 草稿提出
2.「The Freedom Writers」の自己変容過程・クラス変容過程に学ぶ:Be the best you can be!
3.Who am “I”: アイデンティティの中身と自己開示度のセルフチェック⇒「45秒自己プレゼン」に挑戦!
4.米国からの留学生Katherine KanaeとPaulの自己プレゼンに学ぶ
5.米国からの留学生TracieとDaphanie の自己プレゼンに学ぶ
6.ロシアからの留学生Sergeyと香港からの留学生Kelvinの自己プレゼンに学ぶ
7.インドからの留学生Ruchaとブラジルからの留学生Pedroの自己プレゼンに学ぶ
8.マレーシアからの留学生Xiao Yingと韓国からの留学生Yang Jung-yunの自己プレゼンに学ぶ
9.卒業論文/卒業企画報告書の口頭発表@
10.卒業論文/卒業企画報告書の口頭発表A
11.卒業論文/卒業企画報告書の口頭発表B
12.卒業論文/卒業企画報告書の口頭発表C
13.卒業論文/卒業企画報告書の口頭発表D
14. →原稿読み合わせ
卒業論文/卒業企画報告書 二稿提出
(修正・改善点をチェックしあい、完成度を高める)
15.総振り返り
16.定期試験( )
卒業論文/卒業報告書 最終完成原稿の提出
・夏休み中に卒業企画報告書・卒業論文のどちらを執筆するかを決め、草稿を完成させておくこと
【授業時間外の学習(準備学習等)】
・夏休み中に「多文化子ども志縁プロジェクト」を実践した成果を、研プロV初回にパワーポイントで発表できるよう、準備しておくこと
【評価方法】
授業参加度(20%) + プロジェクト成果プレゼン(10%)+レジュメ発表(15%)+ 議事進行(15%)+ 卒業企画報告書または卒業論文(40%)
【テキスト】
関根千佳(2010)『ユニバーサル・デザインのちから:社会人のためのUD入門』生産性出版 + 配布資料
【そ の 他】
The Freedom Writers & Erin Gruwell (1999) The Freedom Writers Diary: How a Teacher and 150 Teens Used Writing to Change Themselves and the World Around Them, Broadway
佐藤凉子ほか(2005)『The "I" in Identity: Talking with foreign students in Japan』Nan’un-do