科目コード |
科 目 名 |
指定 |
期 間 |
単位 |
年次 |
担 当 者 |
41601 |
異文化間コミュニケーション |
選択 |
春学期 |
2 |
2 |
関口 知子 |
【副 題】
対話型コミュニケーションをめざして
【授業概要】
異文化間コミュニケーションの基礎概念と理論を学び、様々なエクササイズを通して、家庭・学校・職場・地域社会で日常的に起こりうる異文化間の誤解や摩擦を超えて、多文化社会に生きる上で必須となる実践的な対話力・人間関係力を養成する。
【学修目標】
1.自分自身の文化とアイデンティティを省察できる
2.自分とは異なる常識やコミュニケーション・スタイルを認識できる
3.異質な他者との対話型コミュニケーションに必要な知識・スキル・態度を培う
【授業計画】
1.なぜ今、異文化間コミュニケーションなのか
宿題:テキスト5章・6章・8章を読んでくること
2.文化とは何か
宿題:テキスト7章 アクティビティ@の課題
3.文化とアイデンティティ:現代女性のライフサイクルの木から考えよう
4.文化と価値志向
中間レポート課題の発表
5.コミュニケーションとは何か:コミュニケーションのメカニズム
6.コミュニケーション・スタイルとコンテキスト
7.目的に応じたコミュニケーション・スタイルを身につけよう
8.非言語コミュニケーション:言葉を超えたメッセージ(中間レポート提出)
9.異なる文化の捉え方:カテゴリー化・ステレオタイプ・偏見・差別への社会心理メカニズム
10.ステレオタイプを超えて:多面的思考と発想の転換
11.コンフリクト・マネジメント:自分の対立管理スタイルを知ろう
12.違いを超えたコミュニケーション:シンパシーからエンパシーへ
13.「臭い物にフタ」の恐ろしさ:無知・無関心・コミュニケーション不全を打開しよう
期末課題の発表
14.メディア・リタラシーとアサーティブ・コミュニケーションの力を高めよう
15.ワールド・カフェで対話しよう:I statementで意見交換
16.定期試験(期末課題レポート提出)
【授業時間外の学習(準備学習等)】
【授業計画欄】参照。
事前学習として、テキスト全体に一通り目を通しておくこと。また、7章を中心に、各章【キーワード解説】【読んでみよう・考えてみよう】【参考・引用文献】も自学自習用に最大限活用されたい。
【評価方法】
授業参加度(30%)+中間レポート(20%)+期末レポート(50%)
【テキスト】
五島敦子・関口知子(2010)『未来をつくる教育ESD:持続可能な多文化社会をめざして』明石書店7章+配布資料