00102 キリスト教概論[HC]
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春学期 |
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MARX Hans J殲gen |
他の科目との関連 | 神学全科目履修のための準備科目。 |
履修対象学科 | キリスト教 |
副題 | キリストとは誰か |
授業概要 | 「キリスト」は救済者の称号である。なぜ、パレスチナ北部の町ナザレで育ったイエスがキリストと信じられるようになったかを解くのが本講の目的である。そのため、まずイエスが登場した時代の歴史的背景とイエスの活動を伝える資料の性質をみたうえ、イエスが説いた思想の要を明らかにする。さらにイエスが自分の役割をどのように理解していたかを確認したうえ、その死と復活に関する伝承の核心とイエスに対する信仰の成立を確認したい。 |
学修目標 | 各授業の内容(第1講義を除く)を自分なりにまとめ、学期末試験で最低解答用紙1枚程度は論述できる力をつける。 |
授業計画 | 0.問題提起、文献紹介 (第1講義) 1.歴史的状況 1.1.バビロン捕囚までの歩み (第2講義) 1.2.バビロン捕囚後のユダヤ教社会 (第3講義) 1.3.ローマの時代 (第4講義) 2.信仰と歴史 2.1.福音書の情報価値 (第5講義) 2.2.イエスの生涯 (第6講義) 3.福音の要 3.1.愛の掟 (第7講義) 3.2.神の国 (第8講義) 3.3.大変動の始まり (第9講義) 4.イエスの自己理解 4.1.終末の預言者 (第10講義) 4.2.人の子 (第11講義) 4.3.神の子 (第12講義) 5.イエスの死と復活 5.1.意外な最期 (第13講義) 5.2.復活伝承の核心 (第14講義) 5.3.イメージネットワークの組み換え (第15講義) 上記の計画は、講義の進行状況や受講者へのより適切な対応の必要性等により、変更されることがあります。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 毎授業後に配布する講義録を読み、学習の主眼点について一頁程度にまとめておく。 |
評価方法 | 筆記試験(80%)、授業参加姿勢(20%)から評価する。ただし、南山大学履習規程第16条、第19条、および人文学部履習要項8により、欠席過多の場合は失格となり、単位取得はできません。 |
テキスト | 講義録プリント配布(各講義終了時) |
その他 |