00501 宗教に見る人間の尊厳1,5
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選必 |
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秋学期 春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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浅野 幸治 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 人間の尊厳をめぐる哲学的・神学的省察(豊田工業大学との連携事業科目) |
授業概要 | 人間に、本当に尊厳などあるのだろうか。あるとしても、それを私たちはどのようにして知ることができるのだろうか。知ることができた場合、その人間の尊厳とはどのような内容なのだろうか。こういった問題について、キリスト教の伝統に沿うかたちで考えていきたい。講義は、大きく3つの主題に分かれる。まず第1に、旧約聖書の中から「ヨブ記」を取りあげて、人間になぜ不幸があるのかという問題について考察する。次に、20世紀、いや歴史上最大の犯罪であったホロコースト(ユダヤ人絶滅計画)について考察する。最後に、より現代的で身近な問題、つまり障害者の人権について、障害をもった人たちと私たちがいかに生きていくことができるかについて学ぶ。 |
学修目標 | 1、人間の価値について考え、理解を深める。 2、ホロコーストについて学び、人間の責任について深く理解する。 3、現代社会の中で、人との関わりの中で人間の尊厳を見いだしていくことを学ぶ。 |
授業計画 | 1、序論 2、旧約聖書の伝統 3、ヨブ記 その概要 4、ヨブ記 その意味1 5、ヨブ記 その意味2 6、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) その概要1 7、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) その概要2 8、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) その概要3 9、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) フランクル『夜と霧』 10、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) ヴィーゼル『夜』 11、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) 障害者の安楽死計画 12、人間の尊厳 ジャン・バニエ──人 13、人間の尊厳 ジャン・バニエ──思想 14、人間の尊厳 ジャン・バニエ──ラルシュの家 15、人間の尊厳 ジャン・バニエ──ラルシュの家 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業で指定する資料・図書は必らず読んでくること。 |
評価方法 | 小論文80%、授業参加度20% |
テキスト | ジャン・バニエ(浅野幸治訳)『人間になる』新教出版社、2005年 |
その他 | この科目は、豊田工業大学と南山大学との連携事業の一つとして開講されています。 |