南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
井上 淳
他の科目との関連 「文法I」と「講読I」、および「文法II」と「講読II」は、必ずそれぞれセットで同時に履修すること。また、ラテン語IIは、ラテン語Iの単位を取得した後に履修すること。
履修対象学科 キリスト教全
副題 Non scholae, sed vitae discimus.
(学校のためにではなく、人生のために我々は学ぶ)〔セネカ〕
授業概要 「ラテン語I文法・講読」はラテン語を学び始める人のための入門的な講義であり、ラテン語の基礎知識の習得を目指す。「ラテン語II文法・講読」はその第二段階であり、より詳しいラテン語文法を学び、ラテン語読解の基礎的技術の習得を目指す。
学修目標 文法・講読I(春)とII(秋)で教科書を終了し、文法的知識と解読法を一通り習得する。これによって、辞書と文法書さえあればラテン語原典をなんとか読めるようになる。
授業計画 <ラテン語I文法・講読>
1.数字と暦
2.アルファベットと発音、名詞の主格および対格
3.奪格
4.名詞の性および形容詞
5.奪格支配と対格支配の前置詞および受動文
6.名詞の数、属格
7.コプラ、与格
8.不定法
9.動詞の人称変化
10.命令法および呼格
11.指示代名詞・形容詞、および不定代名詞・形容詞
12.関係代名詞
13.分詞および奪格別句
14.原典解読
15.原典解読

<ラテン語II文法・講読>
1.形容詞の比較級、最上級
2.変位動詞
3.非人称動詞
4.動詞的中性名詞および動詞的形容詞
5.過去形、および時をあらわす文
6.半過去、原因分
7.未来、比較文
8.大過去と先立未来および条件文
9.不定法の過去および未来
10.接続法
11.間接疑問
12.接続詞cumの用法
13.条件文、譲歩文、結果文
14.原典解読
15.原典解読
授業時間外の学習(準備学習など) 授業で配布された資料や教科書、ノート等によって学習したことを復習し、次の授業の理解に備えておくこと。
評価方法 学期ごとにそれぞれ3回、活用暗記小テストを行ないます。授業参加度(50%)、小テスト(20%)、原典読解レポート(30%)で評価します。
テキスト M.アモロス『ラテン語の学び方』(南窓社)約3,500円
水谷智洋『羅和辞典』(研究社)約6,500円
その他 毎回の授業に教科書と辞典を持ってくること。辞典は上記以外のものを使うこともできますが、それについては初めの授業で説明します。