06105 文化の比較3,4
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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山田 幸代 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | ケルトの国・アイルランド |
授業概要 | どのような民族にも社会にも独自の文化があるが、その独自性や特徴を把握するには、当然のことながら他の諸文化との比較が有効な方法である。本講義では、世界の様々な文化を構成する要素、例えば宗教、政治制度、生活・思考様式、慣習あるいは言語等に注目し、それらを比較文化論的に分析して相違点や共通点ないし相互影響関係について検討することで、各文化の特殊性と同時に普遍性を考察する。 |
学修目標 | エンヤやU2、ケルティック・ウーマンなどの音楽やリバーダンスのようなアイリッシュダンス、さらには様々な映画など、ケルト/アイルランドブームが続いている。なぜ、このように注目されるのだろうか。 古代ヨーロッパを支配していたケルト民族は、ゲルマン民族らにより辺境の地に追いやられた。アイルランドに来島し先住民を吸収したケルト民族は、多くの遺跡や文化を残した。独自の言語・文化を持ちながら、文字を持たなかったために「幻の民」と呼ばれるケルト民族。ケルトという文化的観点と、英国の植民地という歴史的観点から、アイルランド文化を学ぶ。 |
授業計画 | 第1週:導入、授業についての説明 第2週:アイルランドの気候と文化 第3週:ケルトとアイルランド 第4週:ケルトの神話と伝説(1) 第5週:ケルトの神話と伝説(2) 第6週:アイルランドの宗教 第7週:アイルランドの歴史(1) 第8週:アイルランドの歴史(2) 第9週:アイルランドの歴史(3) 第10週:アイルランドの歴史(4) 第11週:アイルランドの文学(1) 第12週:アイルランドの文学(2) 第13週:アイルランドの音楽(1) 第14週:アイルランドの音楽(2) 第15週:まとめ、定期試験についての説明 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 第2週以降は毎回、前の週の復習問題を出すので、復習をしておくこと。 中間課題用のテキストを読み進めておくこと。 |
評価方法 | 毎回の小テストが20%、中間課題が20%、定期試験が60% |
テキスト | 講義では毎回プリントを配布します。中間課題には次のテキストを使用。風呂本武敏編『アイルランド・ケルト文化を学ぶ人のために』世界思想社、2009年。 【そ の 他】毎回プロジェクタを用いて講義を行い、映画やドキュメンタリー等の映像資料も併用します。 |
その他 |