09085 学校カウンセリング1〜3
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春学期 秋学期 |
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井手 裕子 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
授業概要 | 学校カウンセリングとは、児童生徒が学校生活をよりよく送るため、心を健康に保つ援助、支援を行うことである。それはかならずしもカウンセリングを行うことのみをさすものではなく、児童生徒への全人格的理解を根底とした指導方法であるともいえる。 昨今の教育現場は不適応生徒が増加しつつあり、生徒への適切な対応には、教師にとっても発達心理学的、臨床心理学的な知識や理解が必要な状況である。 これらをふまえ、まず心とはなにかを、臨床心理学、発達心理学的な手法で学び、次に実際のカウンセリングについてのを援助の方法論を学びながら、実習等を通して理解を深めていく。 |
学修目標 | 児童、生徒にとって、教師が精神的支えとして重要な存在であることを心にとめ、子どもの理解と心の育て方の重要な点、問題の気づき方のポイントを学習する。また、問題への的確な対応をめざし、相談、カウンセリングの理論と方法を、理論と実習により学ぶ。 |
授業計画 | 1.学校カウンセリングとは 2.臨床心理学について (1)臨床心理学とは・歴史 3. 〃 (2)精神分析 4. 〃 (3)来談者中心療法 5. 〃 (4)その他の心理療法 6.実習(1)カウンセリングを体験しよう 7.実習(2)絵を描いてみよう 8.生徒理解と対応 (1)発達と成長 9. 〃 (2)問題行動 不登校 10. 〃 (3)問題行動 いじめ 11. 〃 (4)問題行動 学級崩壊・非行 12. 〃 (5)事例研究と連携 13.親子関係の理解 14.発達障害について 15.実習(3) 総括 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業後半では生徒の問題行動についての講義を行うにあたり、予習レポートを提出してもらう。詳細は授業開始時に述べるが、ひごろから新聞や雑誌等で児童生徒の事件や問題を読み、自分の考えをまとめられ るようにしておいてほしい。 |
評価方法 | 授業への出席状況と実習の参加関与度30%、予習レポート(3回)10%、学期末試験(レポート)60%により評価する。なお予習レポートの提出は単位取得の最低条件である。 |
テキスト | 特に指定なし。資料を適宜配布する。 |
その他 |