20036 日本語の多様性
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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丸山 徹 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 「日本語という幻想」などという表現を最近よく耳にする。この講義では日本語に多様な相を認めつつ、しかし日本語としての統一を頭から否定することはせず、空間軸、時間軸のなかの多様な「日本語」に、一方でいかにひとつの統一を見ることができるかを考える。19世紀来の比較言語学の手法および20世紀の言語類型論の見方を援用し、考察を進める。 |
学修目標 | (主として現代日本語諸方言の考察を通して)「日本語」の多様性について考える。さらに比較言語学や言語類型論の方法を援用しながら、そこにどのような「ゆるやかな統一」が見られるかについての理解を目指す。 |
授業計画 | 1.言語の政治性 2.「日本語」ということばの成立 3.日本語の多様性と「標準語」「共通語」 4.日本語の多様性とキリシタンの対応 5.日本各地の方言(1)東部方言 6.日本各地の方言(2)西部方言 7.日本各地の方言(3)九州方言 8.日本各地の方言(4)琉球方言 9.方言周圏論 10.比較言語学と日本語 11.言語類型論と日本語 12.方言間の「対応」 13.「ゆるやかな統一」としての「日本語」(1) 14.「ゆるやかな統一」としての「日本語」(2) 15.まとめ 16.定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.毎回配布するプリントをよく読み、その週の授業の復習、および次の週の授業の予習をしておくこと 2.講義で扱うトピックに関し、各自の方言ではどうなのかについて考えておくこと 3.わからないことはよく頭の中でまとめ、次の週の「質問」として準備しておくこと |
評価方法 | 授業参加度 40%、定期試験 60% |
テキスト | プリントを配布する |
その他 |