22601 考古学実習I
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
渡部 森哉 |
他の科目との関連 | 考古学実習I、IIを両方受講することが望ましい。 どちらを先に受講してもかまわない。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 遺跡調査、遺物整理の方法 |
授業概要 | 人間が過去に活動した物質的痕跡がある場所を「遺跡」と呼ぶ。この実習では、実際に遺跡を訪れ、観察し、遺物を収集する。そして遺物をデータとして整理し、調査報告書を作成する方法を学ぶ。 |
学修目標 | 遺跡を見る方法、遺跡で得た情報を学術的なデータとして整理する方法を、頭と体を使って習得する。それに基づき考古学的に議論をする方法を学ぶ。 考古学では、非常に地味な作業の積み重ねが必要とされる。考古学の記事が、新聞や雑誌に載るまで、大変な時間と労力がかかっていることを理解する。 |
授業計画 | 1.イントロダクション 2.遺跡の選定、情報収集(1) 3.遺跡の選定、情報収集(2) 4.遺跡の踏査(1) 5.遺跡の踏査(2) 6.遺物の整理(1) 7.遺物の整理(2) 8.遺物の図面作成(1) 9.遺物の図面作成(2) 10.遺物の図面作成(3) 11.遺物の図面作成(4) 12.遺物の図面作成(5) 13.報告書の作成(1) 14.報告書の作成(2) 15.報告書の作成(3) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 考古学の本、報告書にある、土器や石器などの遺物の図面をよく見て、どのような情報が含まれているか、理解しておくこと。 |
評価方法 | 授業参加度が70%、レポートが30%。 |
テキスト | 適宜紹介する。 |
その他 | 遺跡の踏査は2011年5月21日(土)〜22日(日)に一泊二日で行う。場所は長野県下伊那郡阿智村の予定である。交通費・宿泊費は自己負担である。交通費(名古屋から阿智村まで)と宿泊費(夕食・朝食付)を合わせて約1万円の予定である。また、現地での交通費が別に約1500円かかる。踏査・遺物整理に必要な文房具も各自で準備してもらう。 |