22611 文献資料講読(日本)I
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
青山 幹哉 |
他の科目との関連 | 日本文化学科「日本中世史」と乗り入れ |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 古文書で読む日本中世史 |
授業概要 | 歴史を知るためには、必ずその拠り所となる資料が必要である。文献史学の場合、それは文献資料に他ならない。この授業では、古文書解読の入門編として、日本中世の古文書の読み方とその背景について学習する。無味乾燥に見える文献史料でも、読み手が真剣に呼びかけると、それに応えて語り始めてくれることを実感してほしい。 |
学修目標 | 1.日本中世史料に関する基本的知識を習得し、併せて史料批判の方法を学ぶ。 2.古文書の背景にある日本中世社会の歴史的特性を理解する。 |
授業計画 | 1. 古文書学について 2〜3.合戦の文書 4〜6.売買と金融の文書 7〜8.誓約の文書 9〜11.訴訟と裁判の文書 12. 女性の文書 13〜14.戦国大名の文書 15.まとめ 上記のように授業をすすめる。2〜14では、古文書の写真・活字版をテキストとする。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | テキストの読解のため、事前に辞書を引く、疑問点を調べるなど、必ず予習してくること。 |
評価方法 | テキストの読みと解釈30%、授業態度20%、定期試験50%で評価する。 |
テキスト | 配布する。 |
その他 | 参考文献は以下の通り。 小山田和夫『入門 史料を読む—古代・中世—』吉川弘文館、1997年 佐藤進一『古文書学入門(新版)』法政大学出版局、1997年 安田元久編『古文書の語る日本史』3巻(鎌倉)筑摩書房、1990年 永原慶二編『古文書の語る日本史』4巻(南北朝・室町)筑摩書房、1990年 峰岸純夫編『古文書の語る日本史』5巻(戦国・織豊)筑摩書房、1989年 |